クリティカルパスの確認
クリティカルパスの確認方法と活用方法を説明します。
クリティカルパスとは
プロジェクト全体の工期を決定する最長経路のことです。クリティカルパス上の作業はフロート(余裕日数)が0であり、遅れるとプロジェクト全体の工期が遅れます。
自動計算と表示
Con-Scheでは、アクティビティと依存関係を設定すると自動的にCPM計算が実行され、クリティカルパスが赤色で強調表示されます。手動で計算する必要はありません。

イベントノードの確認
イベントノード(結合点)を選択すると、プロパティパネルに以下が表示されます:
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ノード番号 | イベントノードの識別番号 |
| ラベル | ノードに付けた名称(任意) |
| ET(最早結合点時刻) | 最も早くこのノードに到達できる時刻 |
| LT(最遅結合点時刻) | 工期を遅らせずに到達できる最も遅い時刻 |
| スラック | LT − ET。0ならクリティカルパス上 |
アクティビティのCPM結果
アクティビティを選択すると、プロパティパネルに以下の計算結果が表示されます:
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ES(最早開始時刻) | 最も早く作業を開始できる時刻 |
| EF(最早完了時刻) | 最も早く作業が完了する時刻 |
| LS(最遅開始時刻) | 工期を遅らせずに開始できる最も遅い時刻 |
| LF(最遅完了時刻) | 工期を遅らせずに完了できる最も遅い時刻 |
| TF(トータルフロート) | 後続作業に影響なく遅らせられる日数 |
| FF(フリーフロート) | 直後の作業に影響なく遅らせられる日数 |
| クリティカルパス | このアクティビティがクリティカルパス上かどうか |
工期短縮の検討
クリティカルパス上の作業の所要日数を短縮することで、プロジェクト全体の工期を短縮できます。フロートがある作業の日数を短縮しても全体工期には影響しません。
フロートの活用
トータルフロートが大きい作業は、資源(人員・機材)をクリティカルパス上の作業に振り替える余地があります。歩掛計算モードを使えば、人工の増減による工期への影響をすぐに確認できます。